雨の団キャンプ２０１３

今年の団キャンプは、一昨年にもお世話になった奈良市の「黒髪山キャンプフィールド」で行いました。

猛暑で晴天続きだった日々から一転、週間天気予報にはズラリと並ぶ雨マーク　||||||||||||||(*￣ﾛ￣)ｶﾞｰﾝ||||||||||||||||

曇り空を見上げながらのスタートとなりました。

まずはテントの設営です。

雨の予報が出ているから、しっかり建てておかなくてはね！

テント設営の間、ブラウニーたちは森の中で、食事の支度に使う薪をたくさん拾ってきてくれました。

初日の夕食は、飯盒で炊いたご飯と夏野菜たっぷりの味噌汁、それとデミグラスソースとチーズがたっぷりかかった包み焼きハンバーグ！

 お腹もいっぱいになって、後は寝るだけとなった夜…雲行きがどんどん怪しくなって、とうとう雷雨になってしまいました。こんな時に限って、天気予報ってあたるのよね～～（涙）

２日目になっても天気は回復せず、雨が降ったり止んだりの不安定な空模様。

屋根のある場所での活動です。

午前中は本結びを使った犬のクラフトやペットボトルでのパン作り、午後は飴喰い競争や新聞紙リレーなどの運動会をしました。特にスイカ割りは大盛り上がり！最後はレンジャースカウトの一振りで、見事にスイカが割れ、みんなから大喝采を浴びていました　拍手♪ﾊﾟﾁ☆(p´Д｀q)☆ﾊﾟﾁ☆(´pq｀)☆ﾊﾟﾁ♪

夕食は薪を使わずクッキング。

ご飯は空き缶を使って牛乳パックを燃料にして炊く「サバイバルメシタキ」です。

「火が消える～！」「缶がコケた～！」と、あちらこちらでスカウト達の悲鳴があがっていましたが、なんとか無事にご飯が出来上がりました。

炊きたてご飯にポリ袋調理法で作った鶏そぼろと炒り卵をかければ、サバイバルそぼろ丼のできあがり！

震災をきっかけにメディアなどでもとりあげられ、注目された「サバメシ」ですが、専用の道具がなくても、困った時は、別の代わりになる道具や手段を使って乗り切る知恵や工夫は、災害時だけではなく、日々の生活においても大切な力になるはずです。

夜はランタンの灯りの下でのランプファイヤー。

スカウトたちの笑い声や歌声とともに、キャンプ２日目の夜が更けていきました。

…が、その夜、やはり天気予報通りの大雨が襲来！

夜中にテントから建物の中へ移動となったのですが、年長スカウトたちは全員爆睡で誰一人起きません。しかもテントの入り口を網戸の状態で寝ているし　┐(￣ヘ￣）┌ ﾔﾚﾔﾚ･･･

たくましいというか、図太いというか、良くも悪くも少々のことでは動じない年長スカウトたちです。

結局、最終日の撤営も雨でした。

快適な生活が当たり前の昨今、悪条件の中だからこそ、得られるものもあります。また、後で思い返したときに、順調なキャンプよりも困難な状況のキャンプの方が、印象深く記憶に残っているような気がします。その時には「しんどいな」と思っていても、思い出話をした時には「あの時、こうだったよね～～」なんて笑い話になるものです。

…でも…、やっぱり晴れが良かったよ～～　(Ｔ＿Ｔ）